2024年でGAID廃止
Googleは2022年2月、世界最大のシェアを誇るOSであるAndroidで、広告主向けに提供しているユーザー識別子のGAID（Google Advertising ID）（英語）を2024年までに廃止すると発表しました。これにより、ユーザーのプライバシーを一定程度確保しながら、広告エコシステムの高い機能性も維持できるとされています。
プライバシーサンドボックス
Googleが数年がかりでロールアウトを進める「プライバシーサンドボックス」イニシアティブにおいて、当社の顧客が包括的なマーケティング計測やインサイトを引き続き活用し、ビジネス上の的確な意志決定を行えるよう、当社はGoogleと緊密な連携を進めています。
エコシステムは段階的にプライバシー 重視へ
エコシステムがプライバシーを意識する方向に進むにつれ、プライバシー保護機能を強化したソリューションを世に送り出すトレンドが確認されています。 Googleのプライバシーサンドボックスは、2年かけて段階的にロールアウトされるソリューションです。結果として業界全体が団結し、クリエイティブなソリューションによるサポートと新技術の投入が進んでいます。
Google Playのセーフティセクション
Googleは2021年後半、Google Playで「セーフティセクション」を新たに立ち上げました。エンドユーザーは、アプリが収集または共有したデータを把握し、アプリがユーザーデータのセキュリティを管理する方法について確認できるようになりました。
セーフティセクションでは、収集するデータの内容、データの取り扱いや共有方法について、アプリデベロッパーに詳細な情報の提供が求められます。
サードパーティーSDKの利用に関する情報も含まれます。
Android広告ID許可設定
Googleは2021年10月、Android 12に対応するアプリがデバイスのAndroid Advertising IDにアクセスを希望する場合、で新たな許可を得るよう義務づけると発表しました。
Googleはその後、Android 13対応アプリにも同様の申請を義務づけるとの情報を追加で公開しました。
こうした許可を得ていないアプリでは、ユーザーのAdvertising IDが0の文字列で表示されます。
